2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

iPodでThe Whoを聴くと重度の難聴になる。

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20060120304.html http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20060106303.html 60年代から活躍してきたロックバンド『ザ・フー』のギタリスト、ピート・タウンゼント氏(60歳)が、『iPod』(アイポッ…

恵方巻き

Sankei Web コンビニ・スーパー、人気に「かぶりつき」 節分の「恵方巻き」全国区 どのコンビニも盛り上げようと一生懸命。数年前から目にはしていたけれど特に今年は宣伝が大掛かりな気がする。 業界*1あげて新たな風習を作り上げようという姿勢にとても違…

愛より強い旅@渋谷シネ・アミューズ

公式ホームページ HugeDomains.com - Ai-Tabi.com is for sale (Ai- Tabi) 多くの日本人にとって、ルーツというのは大して問題にならないのかもしれない。ルーツから疎外された時に初めて意識されるのがルーツなのだろうから。この映画はフランスで暮らすあ…

確信犯宣言

言葉は 感情的で、 残酷で、 ときに無力だ。 それでも 私たちは信じている、 言葉のチカラを。 ジャーナリスト宣言。 朝日新聞 CMで見てちょっと驚いた。 今さら宣言されなくても、朝日新聞ほどの言論権力が、言葉のチカラを信じ、充分に駆使していることは…

遺伝子の文字を読む/文字を読む遺伝子

難読症 dyslexia とは、一般的な知能に異常は見られないにもかかわらず、文字の認識や書字に困難を抱える症例一般を指します。難読には(幼児期からの)発達性のものと(脳損傷による)後天性のものがあり、発達性のものは遺伝的な要因が示唆されています。 …

毎日の生態学

"Ecology"に相応しい日本語訳は「生態学」ではないでしょうか。 "eco"の語源となった「オイコス」oikosとは古代ギリシャ語で「氏族、家屋の集まり、集落」といった意味だといいます。複数の要素が有機的に相互作用することで形成されるシステム、さらにはシ…

「今朝のニュース、君はどう思う?」

曽我部恵一「世界のニュース〜light of the world!(Live ver.)」 ハードな論文ネタの合間に、先日のベルセバに続き、またまたお得なフリー音源の紹介。 「世界のニュース」は曽我部恵一が2005年5月にCD-Rという非常にプリミティヴな形態で突如自身のレーベルROS…

見たいものだけ見る③

見たいものをだけを見る②の続きです。 Dissociation of face-selective cortical responses by attention Furey ML, Tanskanen T, Beauchamp MS, Avikainen S, Uutela K, Hari R, Haxby JV Proceedings of National Academy of Science of the United States…

見たいものだけ見る②

見たいものをだけを見る①の続きです。 Dissociation of face-selective cortical responses by attention Furey ML, Tanskanen T, Beauchamp MS, Avikainen S, Uutela K, Hari R, Haxby JV Proceedings of National Academy of Science of the United States…

見たいものだけ見る①

気づけば年末以降、すっかり[論文]カテゴリーをサボってました。読んでいないわけではなかったのですが。 ただ漫然と読むのと、紹介するつもりで読むのとでは、大分記憶への定着や自分内議論の深まりなどが違うことも実感しましたので、今後も継続して、論文…

人が実験を起こすんじゃない、実験が人を起こすんだ

先生: 「エラーが出た、実験を中止しなさい。」 僕: 「いや、平気なんですよ、後でちゃんとチェックすれば…」 先生: 「駄目です、やり直しです。」 僕: 「まだいけます、続けさせて下さい!」 先生: 「駄目だ!!」 僕: 「…何がマニュアルだ……実験は現場…

知識労働力体制の下では、システムこそが働く人々に仕えなければならない 

タイトルは先日亡くなったピーター・ドラッカーの言です。別に信奉者ではありませんが。 大学人の会主催シンポジウム『任期制・年俸制導入と評価制度は大学と教育をどう変えるか』概要ご報告より上智大学・福井直樹先生のお話『アメリカの大学における「任期…

ある晴れた日、僕は庭で君と出会った

君は庭に穴を掘っていたけど、僕は君を掘り当てたんだ、ごめんね 僕は花壇の縁にいる君の写真を撮った その写真は男たちや花や女の子たちや木々の心臓を打ち抜いたんだ ある雨の日、僕らはおもちゃの電車の中に囚われていた チョコレートが煮えていて、窓は…

十年一日

いろんなことがあったけど みんなもとに戻っていく ここにいれば大丈夫だと信じてた 水槽の熱帯魚から 離れられなくなっていた 僕が僕でいられないような気がしてたのに 遠くでないてる 僕らには聞こえる 魔力の香りがする緑色のうた声 顔じゅういっぱい僕に…

息子のまなざし [DVD]

ある日、職業訓練所で大工仕事を教えているオリヴィエのもとに、フランシスという少年が入所してくる。他人を受け入れないオリヴィエと、他人に受け入れられたいフランシス。何故、オリヴィエは密かに、そして執拗にフランシスの動向を追うのか?何故、オリ…

北京ヴァイオリン

豊かに水をたたえた美しい風景と、人々の素朴な温もりが残る中国の田舎町。そこに息子を一流のヴァイオリニストにする事を夢見て全てを捧げる貧しい父と、父を愛しながらも顔も知らない母の面影を追い求める少年が住んでいた。少年は母の形見のヴァイオリン…

小沢健二新譜(Black Or White?)

小沢健二の4年ぶりの新譜が3月8日に発売だそうです。全編インストゥルメンタル。 http://www.bounce.com/news/daily.php/6970 前作『Eclectic』では、歌詞でストーリーを追わせるのではなく、隠喩的な言葉で断片的な映像を網膜に焼き付ける手法へとシフトし…

キノコで繋がる。

針を使わないホッチキスって知ってました!? 常識? 今日、授業で配られたレジュメの端にキノコ型の穴が4つ繰り抜かれてて、なんじゃい?と思ってよく見たら、針を使わないホッチキスでした。 どうやって止めているかはうまく説明できませんが(刳り貫いたキ…

煙草と『tronika』(冬の夜の声について)

冬の真夜中、窓を開けて煙草に火を着ける。澄んだ空気と煙草の煙とが同時に部屋の中へ、胃の中へと流れ込んでくる。何を成し遂げたわけでもない1日が灰と変わって行く。怖いほど静かな夜で、通りには街灯が等間隔で並んでいるのが見えるだけだ。 ふと、聞き…

パンダ内交

http://www.asahi.com/international/update/0106/008.html 中国の国務院台湾事務弁公室と国家林業局は6日、台湾に贈るパンダのつがい2頭が決定したと発表した。中国側は「台湾の同胞に対する友愛の象徴」として選考。広く愛されるパンダを特使に、台湾市…

川村記念美術館@佐倉市

正月休みに遠征してきました。いやあ、都心からのアクセス、かなり悪いですね。まあ逆に小旅行気分で楽しみました。入館料より往復の電車賃のほうがはるかに高いという (約 3 倍)。行きの総武線では、隣席の女の腕の中の稚児から執拗な足蹴りをくらいつつも…

中井英夫『新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)』

奇書として名高い『虚無への供物』。まだ上巻の半分を過ぎたほどだが、物凄い雰囲気というのは特に感じない。やけに軽い。江戸川乱歩が恋しくなる。これから先の展開に期待。 昨日の「古畑任三郎」はただ演技しているイチローが見たかっただけなのでノーコメ…

あけましておめでとうございます。

ご挨拶が遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。