2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
たぶんネタばれありなのでご注意ください。 年末から読み始めてようやく読了。 いまいち乗り切れないまま終わってしまった。これは別にこの小説を非難しているのではなく、この本の存在目的(つまり、「虚無への供物」)を考えると、読者を乗せきらないその手…
被験者内要因の事後比較はどうすればよいのか。 どの本にもサイトにも解りやすい説明はなかなかない。 岸本淳司先生のPDFはシンプルな説明。 経時データの多重比較法 誤差が球面性の仮定を満たしていれば、被験者の対応を考慮した事後検定(Dunnettの検定やTu…
ジャズはライブ!ロックもライブ!! そしてやっぱりテクノもライブ!!! なのです。 いや〜こんな昂揚するライブ盤は久々です。 Los Hermanos、Electrofunk、Galaxy 2 Galaxy と SUBMERGE レーベルから強豪3組が勢揃い、1年前(2005年2月13日)恵比寿リキッドルー…
柄でもなく少し早く起きた朝は、デカルトの言う、全ての知覚を欺く悪魔をも出し抜けるような気がする。だって僕が五時に目覚めるなんて悪魔にだって想定外だろうから。 そのせいだろうか、二月にしては妙に生温い朝の空気の中で遠くに望む富士山は、形も色も…
昨日は2006年度日本神経科学大会の参加登録の締め切りでした。僕は金曜日に登録完了しましたが、月曜日にぎりぎりで駆け込んだ方も結構多いのではないでしょうか(去年の僕はそんな感じでした)。 さて、僕の様な旅中毒者 tripaholic (造語。英語にするとすご…
土日は後輩の卒業研究に付きっ切りでしたが、暇を見て髪を切りました。 対象性の破れが生じました。 髪が薄くなったせいか光トポグラフィー*1の感度が上昇。 被験者数は1ですが、なかなか面白い結果です。 あとはどれだけ被験者数を増やせるか。 この1年間、…
きれいな図をあまり見たことがなかったので自分で作ってみました。よく論文読んでてこんがらかるので、机に貼ろうと思います。みなさまも良かったらご自由にお使いください。 βとγの境目が28 Hzだったり、いろいろ異なる分類法があるようですが、とりあえず。…
Direct neurophysiological evidence for spatial suppression surrounding the focus of attention in vision Hopf JM, Boehler CN, Luck SJ, Tsotsos JK, Heinze HJ, Schoenfeld MA Proc Natl Acad Sci U S A. 2006 Jan 24;103(4):1053-8. だんだん「注意」…
Differentiability of simulated MEG hippocampal, medial temporal and neocortical temporal epileptic spike activity Stephen JM, Ranken DM, Aine CJ, Weisend MP, Shih JJ J Clin Neurophysiol. 2005 Dec;22(6):388-401. シミュレーション研究。MEGで…
The brain differentiates human and non-human grammars: Functional localization and structural connectivity Friederici AD, Bahlmann J, Heim S, Schubotz RI, Anwander A Proc Natl Acad Sci U S A. 2006 Feb 6; [Epub ahead of print] 人間のみが持…
ちなみにダーウィニストに冷酷無比・弱肉強食・ナチなどのイメージを重ねるのは止めましょう。実際の研究は地道で冷静な作業です(たぶん)。そしてTrivers(1971)など、自然淘汰が互恵的利他行動 Reciprocal Altruism (自らのコストにも関わらず他者に利を与え…
一昨日の進化論的文学批評に関する記事に、文学を専門とするid:Lisbon22さんからコメントを戴きましたのでこちらに再掲させていただきます。 … 実は最近文学研究の中でデータ解析みたいな手法を用いる人が少しずつ増えてます。もちろん彼*1みたいに「世界中…
List of Grammatical Case | Wikipedia ひゃあ。格ってこんなにたくさんあったのか。 やっぱり色んな言語をさわりだけでも知っておくことは大事ですね。 全てを統一的に扱える理論とかあるのだろうか? こんなのを見ると見通しが暗くなる・・・。
Literary darwinism: textual selection Whitfield J Nature. 2006 Jan 26;439(7075):388-9 かつてのマルキシズム、精神分析、構造主義などがそうであったように、人間の行動分析に用いられるツールは全て文学批評のツールへと援用される運命にあるようだ。 …
慶応義塾大学の西脇研究室。まとまったPDFファイルが手に入るのが便利。 http://lab.phsc.jp/ http://phil.flet.keio.ac.jp/~yosaku/old/course.html
わ。vikingさんに紹介していただいたのにトップの記事がこのままでは俺が馬鹿である以上に馬鹿に見えるではないか。と思い筆をとり候えど、夢の窮策、以下駄文垂れ流し。 脳科学の論文のネタはたまっているのだ。が起筆に到らず。確かに専門を同じくする先輩…
Tahiti 80 Hitachi 80 "Can you feel my heartbeat? When I'm close to you ハァハァ ハァハァ" Heartbeat/Tahiti 80