スウィング時代

ムック 1日15分!自宅でドラム中毒(CD付) (リズム&ドラム・マガジン)
吉祥寺で merrymerry 練習。いくつになっても集団行動に不慣れな僕は気心の知れた 4 人くらいの協同作業が一番心地よい。レコーディングに向けて曲のアレンジを詰める。アイディアを出し合って少しずつ曲の輪郭が浮かび上がっていく過程はまるで集団で彫刻をしているようで。作曲と編曲の境界なんて本来存在しない。
手数が未だ少ないのが問題。先日は愚痴ったものの『さざなみCD』収録の「不思議」は肩の力の抜けた四つ打ちが気持ちいいので Dr. 崎山さんのアイディアをパクろう参考にしよう、と台風の去った日曜日の秋晴れの空の下、思う。弱気なときに「魔法のコトバ」を聴くと泣きそうになる、ということも分かった。してやられる。
いや、長野祐亮『ムック 1日15分!自宅でドラム中毒(CD付) (リズム&ドラム・マガジン)』で地道に練習している。ラボでもドラム中毒。なんだか危険な化学の研究室みたいだ。
練習の合間、ボーカルの kms が Am G のリフをふいに弾き始め、僕がエモーショナルなエイトビートで応じ、ニール・ヤングと狂馬のようなノリに。かなり良い。録音しておいたのであとで曲にまとめたい…。ギターの ymkg 氏曰く「しょこー 5 はよくニール・ヤングのこと言うけどよくわかんないんだよね半笑。へいへいまいまいとか知ってるけど…地味だよね半笑」と。悔しい。スタジオのロビーのモニターでプリンセス・プリンセスの「M」が流れていて。メンバー各氏に言わせるとニールヤングよりプリンセス・プリンセスのほうが世界的にゆうめいなのだそうだ。なんてことだ。バンド解散だ。
悔しいので
 

"Rockin in the free world" すごいだろ。すごいなあ。ニールとパール・ジャム。1993 年の MTV Award から。
 

"Heart of Gold" 1971 年。これを地味としか思えないのならあなたとは解散だ。畢竟人生は"孤独の旅路"。そういえば僕の弾くギターソロのよれよれ感がニール・ヤングっぽいと言われたことがある。孤独だ。