走ることについて思うときに僕の流す音

 

 
投稿していた論文の二度目の査読が終わって返事が返ってきた。30 日で解析加えて議論改善しろ、って無理だよ。死む。なんだかいろいろうまくいかないことが多くて失速気味なのだけれど、そんなときは Cajun Dance Party を聴くに限る。身体のどこかに眠っていた疾走の感覚が蘇ってくる。息切れも隠そうとしない勢いが聴くものを奮わせる。
 

Colourful Life / Cajun Dance Party
 

Amylase / Cajun Dance Party
 
デビュー・アルバム『The Colourful Life』は本当に傑作。曲の展開が奔放で耳が離せない。ギターの自由にうねるリフと繊細なアルペジオの使い分けが巧い。バーナード・バトラーがプロデューサーということでストリングスの使い方も効果的だ。彼ら、ティーンエイジャーなんだよね。でもこのしなやかな疾走感は年齢とは関係なく才能なんだろうな。10 代のときの僕なんて今よりどんよりしていたし。明日は彼らの 12 月の来日ライブのチケット発売。お金ないけど買おう。なんだかこの年にもなると年下のミュージシャンがどんどん増えてきているのだけれど、たぶん彼らが初めてはまった年下バンドだ。スガシカオの転職も 28 歳のときだし、俺もそろそろメジャー・デビューしなきゃいかんな、と思う。これから一ヶ月間、走る。

Lets not forget, lets not forget what happened in the past

You were right / you were wrong, yeah but everything was fast

So when we build this ship remember to make it last