[日記]ぬくもりゆく凍死

(え〜ここのところ諸般の事情により只のセキララ☆日記になっております。脳や言語など高尚なテエマに興味のあるかたは他を当たって下さい)
女々しくも「俺の生活は恋人の笑顔と暇つぶし」との至言を放いし宮本浩次同様に虚人と成り果てたる俺なのであるが、所詮暇つぶしは暇をつぶすのみにて、ぽっかりと穴を残して消え失せし恋人の笑顔を埋める能わず。ただただ音や文字を異様な勢いで喰らうのみ。
別れの一週前に贈られた美しい色の織り込まれたネパアル製ニットの帽子と手袋に埋もれぬくぬくと間抜けな面を晒して毎夜街を彷徨す。
こ、こ、この帽子は、手袋は、夜遅く自部屋で電話すると隣室の同居人に迷惑がかかる故、外で何時間長電話しても凍えぬようにと選んでもらったものなのです!
なんと虚しきぬくもり!!
ぬくぬく。ぬっくぬく!凍え死にそう!!