2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

I'm in Love/真心ブラザーズ

復活後第2シングル。 作詞・作曲は桜井秀俊、編曲はCHOKKAKU。 やっぱり倉持陽一の横には桜井秀俊がいないと。説得力が全く違う。倉持が一人でLOVE & PEACE とかうさんくさくて。桜井の気恥ずかしくなるようなベタ甘なソウル&歌詞も倉持歌えば見事に消臭。…

The Campfire Headphase/Boards of Canada

マイク・サンディソンとマーカス・イオンによるボーズ・オブ・カナダ(BOC)の3枚目のフルアルバム。 ヒップホップ・ビートの効いたエレクトロニカに生音を豊富にサンプリング。ギターの音がフィーチャーされている曲が多いが、エフェクトがかかり、ゆらめい…

山田花子さん目撃。

さんづけ。 先ほど新宿にて。ルミネtheよしもとの側だけれど、この時間なら関係ないかな。ただのショッピングとか? ニット帽にサングラス、白いニットにジーンズ。お洒落だったし、正直に言えば可愛かった。すれ違う人も幾人かは気付いたらしく、そっと握手…

蟲師/漆原友紀

なにやら最近はアニメ化もされ、人気も高いようだが、1巻の頃からひっそりと愛していた。 伝奇もの好きは要チェック。『遠野物語』と宮崎駿映画(ナウシカ?もののけ?千と千尋?)が組み合わさったような世界観。形式的にはブラック・ジャック型で、無頼派の…

ブローカ野と言語:新たな提唱①

The emergence of the unmarked: A new perspective on the language-specific function of Broca's area Tanja Grewe, Ina Bornkessel, Stefan Zysset, Richard Wiese, D. Yves von Cramon, and Matthias Schlesewsky Human Brain Mapping (2005) ブローカ…

世界が傾く

なんか平衡感覚が昨日からおかしい。 歩いているとどうも身体が左に傾く。といか平らな場所でも傾いているような。頭くらくらするけど楽しい。風邪気味なんだよなあ。 てなわけでまだ11時前ですが帰ります。

色は眼ではなく脳が見ている?

参照サイト:Color perception is not in the eye of the beholder: It's in the brain 関連論文 Organization of the Human Trichromatic Cone Mosaic Heidi Hofer, Joseph Carroll, Jay Neitz, Maureen Neitz, and David R. Williams Journal of Neuroscie…

日本が牛肉輸入再開せねば報復関税 米上院で法案提出

http://www.asahi.com/international/update/1027/004.html たち悪い国だなあ。押し売りよりひどい。 買いたくないもんは買いたくないんだって。商売の信用というのは科学的根拠がどうこうじゃないのだ。誰が好き好んでやばい肉食うか。 だいたいこれは自由…

SF in Nature

Nature誌の巻末に短編SF小説が載っていた。いつも見ることのないFUTURESというコーナーなのだが、どうやら毎週誰かのSF短編が載っているらしい。 Online Paperではパラパラめくって全体を把握することができないので、こういう見落としが生じやすい。 今週の…

Structual Covariance in the Human Cortex

Structual Covariance in the Human Cortex Andrea Mechelli, Karl Friston, Richard S. Frackowiak & Cathy J. Price The Journal of Neuroscience (2005) 研究室セミナーにて。 脳の形態は個人によって大きく異なるが、脳の各部位間の灰白質の密度は共変す…

マルホランド・ドライブ

昨夜3度目挑戦 (録画済)。 あいかわらず悪夢に突き落としてくれるデイヴィッド・リンチ。公開当時、巷では謎解きも盛んだったようだが、映画を楽しむ上ではほとんど意味がない行為だと思う。一生懸命細部を穿って謎解きをしている人たちというのは、この映…

モルモット11体目。

失礼。ヒト相手の実験でした。 被験者の方には、過酷な実験にお付き合い頂き感謝しております。 でも、ヒト相手の実験てのはある種のストレスが溜まる。失敗はできないという緊張と気配りとで、結構へとへとになります。もちろん被験者の方もへとへとになる…

Life Force / DJ Nick the Record

久しぶりに棚から取り出して聴いた。1999年リリースのMix CD。 Nick the Record はUK HOUSE の初期から活動するDJ。Life Force とは彼がレジデントDJを勤める名パーティー。告知はフライヤーを少量撒くだけだったり、ヒマラヤで開催したりと、きわめてアンダ…

Crazy Love/Ray Charles & Van Morrison

文句なしのコンビネーションです。作為なく真正面から歌い上げて、それで完璧っていう。 狂おしい感情の迸り、どくどくです。アイリッシュもブラックも関係ないですね。 『Genius Loves Company』のベスト・トラック。売り上げ向上を狙っての政略結婚かと疑…

食事代もばかにならぬ。

まあ研究室にこもっていると一日の潤いは食事くらいですから。しかし、駒場にはほんとまともな飯屋が少ないなあ。下記+菱田屋、Lucyあたりをループの日々。山手通り出ればフレッシュネスとかsoとか、選択肢あるけど、ちと遠い。 学生街が育たないのは渋谷と…

エレガンスの勝利

やった。非エレガントな実験2を実行に移す前に見事つぶしました。共著でかなりの大物先生が絡んできて中々後に引けない状態だったのだが。。 素人が一生懸命シンタクティック・ツリー*1を描いて先生を説得いたしました。ソクラテスみたいな豚よりもナオミ・…

買い物とか。

コンバース×ハリスツイードのスニーカー(モスグリーン、ミドルカット) 狙っていたらいつのまにか店頭から消えていた。新宿の場末の古着屋で新品を売っているのをたまたま発見。値も下がっていて、ラッキー。 ハリスってあちこちとコラボしてますな。実体が見…

GTD による自己管理と J.J. ギブソン

僕は高校の頃から指数関数的に自己管理能力を喪失してきた。期限と言うのは僕にとっては着手の合図。自部屋の床にはうず高く本が積まれ、それは書几をも浸潤し、その上に衣類の苔がむす。有機的なカーブの等高線が空間を覆い尽くしている。自分の愛するモノ…

Speakerboxxx & The Love Below/OutKast

ようやく聴きました。ずっと気になってたんだよな。OutKastのソロ×2といった趣の二枚組。去年は「Hey Ya!」のプロモが脳内で勝手に再生されて困った。あの手をひらひらさせる振り付け、やってみたい(笑)。 さて、CD買って、家に帰って、プレーヤーに突っ込…

夜になる前に (レンタル)

以前一度見て主人公のレイナルド・アレナスに興味を覚えたので、彼の作品『夜になる前に』(映画原作の自伝)と『めくるめく世界』を読んでから、再挑戦。 キューバの自然の噎せ返るような濃厚さを表現した映像には再びKO。やっぱり画家が撮った映像は美しい。…

ハッカビーズ (恵比寿ガーデンシネマ)

友人の推薦。ウディ・アレンが好きな人は楽しめると思うな。へヴィなテーマをコミカルに噛み砕いて見せる力量はなかなかだと思った。ジャンルとしては哲学コメディ(なんじゃそりゃ)て感じだけど、気軽に見られる映画になっている。 人生の苦境に立った主人公…

言語に関するMEG実験

結果も出て、そろそろ論文書き出す雰囲気だったのだけれど、先生から「追加実験しましょう」と提案。つまり実験1に加えて、新たに実験2を行い、2つをまとめて論文にする、と。 個人的には自分でデザイン立てた実験1が、かなりエレガントである、という自…

朝のリレー/24時のブルース②

朝のリレー/24時のブルース①からの続き。 アルバム終盤、ふいに激情の嵐が去り、気怠さと悲しみが立ち込める。そして柔らかなリズム・ボックスの音に乗せアコースティック・ギターが刻まれ、「24時のブルース」が始まる。 24時のブルース/曽我部恵一 犬は…

誰? in FUJI ROCK FESTIVAL 2005

OASISエリアで、みんな集まって一緒に写真撮ってたんだけど。分かる方いますか? (ただの一般客だったりして)

朝のリレー/24時のブルース①

先日、僕の友人がmixiにおいて、谷川俊太郎の「朝のリレー」を取り上げ、インターネット及び大量消費社会と絡めて論じていた*1。 朝のリレー/谷川俊太郎 カムチャッカの若者がきりんの夢を見ている時メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っているニューヨーク…

テクノ・ミュージックと記憶

Jeff Mills*1のExhibitionsitを渋谷の街を歩きながら聴く。意味がそこらじゅうに飽和し、吐き気を催すような街で、意味への安易な頽落を拒否する硬質な音が心地よい。ミニマルなループが呼び起こすのは感情以前の神経のざわめきである。 テクノ・ミュージッ…

研究室懇親会或いはちゃんこ鍋の作者の死

4年生の大学院合格祝い。 中目黒の「時津洋」にてちゃんこ鍋初体験。うまかったんだが、普通の鍋との違いがよくわからん。いやそんなもんないのだが。 経済とロマン主義が鍋の上で交錯する。「ちゃんこ」は誰のものか? あるいはそもそも「ちゃんこ」とは何…

The Great Tube

情報というものが、抽象的で眼に見えないものでありながら、しかし、ここまで確かな実在として感じられる日々を、かつて人類は送っただろうか? もはや食っているだけでは食っていけないのである。 消化管ではなく神経管を満たすための命。 ネットを開けばそ…