2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2月に29日は存在しない。今日は2月28日のつぎの日で、3月1日のまえの日だ。従って今日は存在しない。カレンダーにないいちにち。ぽっかり宙に浮いたいちにち。まったく自由ないちにち。太陽系をつくった空飛ぶスパゲッティ・モンスターから4年に1度届くプレ…
哲学の授業と喫煙所でよく顔を合わせていたミスター・ロンリーもといミスター論理こと id:at_akada さんが論理学を切れ味鋭く振り回しているのを見て羨ましくなり、戸田山和久『論理学をつくる』を買った。この本をきっかけに akada さんは僕が到底届き得な…
昨夜は資料集めのために初めて本郷の文学部図書館に行ってきた。読みたくても身近になかった本が地下の書庫にみっちりと背を並べていてひどく鼻息が荒くなった。こういった知識の大洪水を前にすると一生かけてもとても吸収しきれない量に絶望すると同時にわ…
End Of The DREAMSアーティスト: フラバルス出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)発売日: 2007/06/20メディア: CD購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (10件) を見る友人から借りた金を手に、夕暮れコンビニに向かい、あさ…
絵はレンブラントによる『ほうとう息子の帰宅』である。 ほうとう息子である shokou5 はあり金をすべて持って、やや遠い国に旅立ち、そこで盆地の寒さに負けてほうとうを一杯食べて、財産のほとんどを使い果たしてしまった。次の日から、shokou5 は食べるに…
最近、このつつましやかなブログにアンドリューを名乗る男がわけのわからないスパム・コメントを大量に寄せてくる。どこかにリンクを張っているようだが、はてなのコメント欄はハイパーリンクを受け付けないので、まったくもって無駄である。迷惑なやつであ…
城が好きでとにかく城下町は旅のルートからけして外さないので、今までいくつも名城と呼ばれるものを見てきたのだけれど甲府城ほどその石垣に見惚れたことはなかった。天守閣が再建されていないため石垣が強調されるせいもあるだろうし、雪に埋もれた城郭を…
いつもの東中野駅でいつもとは逆方向の中央線に乗ってしまった。もう戻れない。戻らない。 「旅に出る理由の無い旅」は久しぶりで少し戸惑う。最後に理由のない旅をしたのは 4 年前の九州自転車旅行以来だ。阿蘇を越えて彼女と出会ってからは世界は何かにつけて…
甲府城趾から市街を展望。本当にすり鉢の底。富士がすり鉢のへりの向こうにユウモラスに顔を出している。垣の石組が美しい。やはり雪は東京より、深い。
太宰治「花燭」より 自身の行為の覚悟が、いま一ばん急な問題ではないのでしょうか。ひとのことより、まずご自分の救済をしてください。そうして僕たちに見せて下さい。目立たないことであっても、僕たちは尊敬します。どんなにささやかでも、個人の努力を、…
(え〜ここのところ諸般の事情により只のセキララ☆日記になっております。脳や言語など高尚なテエマに興味のあるかたは他を当たって下さい) 女々しくも「俺の生活は恋人の笑顔と暇つぶし」との至言を放いし宮本浩次同様に虚人と成り果てたる俺なのであるが…