無事下山。

遭難どころか二日間とも快晴。とはいえ二日で独立峰二つアタックはなかなかきつかった。
今朝は初めて見る尾瀬ケ原の荘厳さに言葉を失う。時代感覚すらおぼつかなくさせるような、湿原植物の断固たる存在感。自分たち人間がそこにいる必然性を全く感じさせないような風景というのは、稀有だ。
山は湿原を挟んで向かい合っているが個性がはっきりしている。二つの田代(山中の湿原)と急峻で不安定な岩肌の斜面が特徴の燧ケ岳に対し、至仏山は、同様に急斜面とは言え、木段が整備されて歩きやすいし、土壌の関係上、高木が育たず、明るく見通しの良い爽やかな登山道だった。

麓の戸倉で温泉に入り、バスで沼田へ。そこからJRで帰宅。途中、高崎の「わん」で打ち上げ。

同行の後輩2人と、夏の登山記で山行のモチベーションを高めてくれたid:loi_loi君に感謝。
後日また写真載せます。
 
追記
loi_loiくんの鳳凰三山縦走の記録がお勧め。誰でも山に登りたくなると思います。この日記を見て、僕は後輩に計画をもちかけたのです。