26歳無職のデイトリッパー

家を失いかけた僕をネットカフェ難民の道から救ってくれた友人 Lisbon22 くんがインドでよろしくやっているようだ。
8月の夕方に19歳のフランス人の女の子と手回し式の観覧車に乗ることについて - THINGS BEGIN
フランス人の女の子のことばかりで、ちっともインドのことが伝わってこないんだけれど。
それにしても、友人というのがいかに重要なセーフティ・ネットと成りうるかについて痛感しているこの数年である。こういう表現は功利的な匂いがして厭らしいかもしれないけれど、冗談ではなく、今の住処にしても仕事にしても本当にぎりぎりのところで友人たちの助けがあってなんとかしがみ付いたものなのだ。これは僕が首都圏出身で、たまたま困ったときに友人たちが東京近辺にいたから可能だったわけで、地方からひとり上京してきた場合の悲惨な状況に関しては、たとえば雨宮処凛生きさせろ! 難民化する若者たち*1に壮絶なルポタージュがある。今年になって経済面はなんとか安定したけれど本当にひとごとではなかった。
Lisbon22 くん、帰ってきてくれないと僕は家を失うので、必ず、無事に、帰ってきてくれ。良い旅を。

*1:昨年、日本プロレタリアート文学の地・小樽で読んだぜ。たまたま。