美術

いつか誰もが返事じゃない言葉を喋りだすのなら

なかなか新しい記事を書く気力が湧かないのですが、友人のブログ (Being Kind to Someone - THINGS BEGIN) から考えたことを。友人が触れているのは僕も先月行ってきたナム・ジュン・パイク展についてです。 ブラウン管の中から生えた蔦、あるいはぼうっとテ…

『さよなら ナム・ジュン・パイク』

会場: ワタリウム美術館 (オフィシャルサイト) スケジュール: 2006年06月10日 〜 2006年10月09日 住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6 電話: 03-3402-3001 ファックス: 03-3405-7714 今年初めに亡くなったメディア・アートのパイオニアの回顧展。ブラ…

川村記念美術館@佐倉市

正月休みに遠征してきました。いやあ、都心からのアクセス、かなり悪いですね。まあ逆に小旅行気分で楽しみました。入館料より往復の電車賃のほうがはるかに高いという (約 3 倍)。行きの総武線では、隣席の女の腕の中の稚児から執拗な足蹴りをくらいつつも…

増田浩之『犬と親父』

第3回、新風社・平間至賞の大賞受賞作品だそうだ。平間至が自らの名前を冠した賞を出すほど偉くなっていたとは、寡聞にして知らなかった。聞けば、どうやらこの賞は新たな写真ムーブメントを起こすために新興出版社の新風社が立ち上げたもので、幅広い若手か…

都市の模型展(森都市未来研究所)

2度目だが、それでもやはり興奮してしまう。 藤子・F・不二雄『キテレツ大百科 (2) (てんとう虫コミックス)』に、紙の模型で理想の街を作るエピソードがあって(もちろん主人公たちは小さくなってその中で遊ぶのだ!)、小さい頃、自分でも試したのを思い出す…