2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

吉田近衛町69番地

タイトルは僕の好きなハービー山口の写真集『代官山17番地』から借りてみた。今はない同潤会代官山アパートをノスタルジックなモノクロームで切り取った写真集だ。そこに写る風景や人々は、フィルムに焼き付けられた瞬間には確かに存在したはずなのに、しか…

ただいま

横浜の家に帰ってきました。京都に5日も滞在するのは初めての経験。そもそも僕は高校の頃、京大に憧れていたのだけれど、いろいろな事情でその希望は適わなかったので、吉田寮に泊まって京都をうろつく毎日は夢のようでとても楽しかった。 今日は午後3時半に…

初公開!これが吉田寮だ!!

この部屋に4日間滞在させていただきます。携帯からのアップのため写真が90度傾いたままなのだけれど、それさえ判然としない混沌ぶり。 前回この部屋に宿泊したのは冬場だったのだが、今回は夏場、それも梅雨時とあって、なんとも芳醇な香りが立ち込めている…

シャープW-ZERO3[es]欲しい。

極私的「欲しい」キャンペーン。 僕の中にある[es]が強烈に求めております。 少なくともこれがあれば更新頻度は上がる。と思う。

僕(ら)が旅に出る理由(2)

明日から京都で学会。今夜遅くバスで新宿を発ちます。 京都の銭湯を巡ろうと、http://inokin.kdn.ne.jp/sentou/index.htmさんを参考にしながら、所在地などを調べているのだけれど、京都の住所表記が全く解読できない。ネットで検索をかけてもジャストでヒッ…

平成教養主義のひと(インタープリット・インタープリター)

土曜日のこと。 科学技術インタープリター養成プログラムの説明会に参加するために駒場から本郷へ移動。 地下鉄本郷三丁目の駅を出ると、突然の大スコール。傘がない。時間もない。行かなくちゃ大学に行かなくちゃ雨に濡れて行かなくちゃ傘がない。ずぶ濡れ…

脳神経科学の可解モデルへの射影

土曜日のこと。 理論神経科学・情報統計力学などを専門とする岡田正人先生の特別講義に参加。すげー面白かった。 統計力学と脳科学、情報科学とのまじわりを語るとき、Hopfield の名前を無視することはできない。彼の影響を受けた多くの物理学者は脳科学に参…

黄金のルナルナ

日曜日のこと。 「教養」のために『ハチミツとクローバー』を買い込み読み耽ったりする。体の痒くなるは猛暑がためか。

『さよなら ナム・ジュン・パイク』

会場: ワタリウム美術館 (オフィシャルサイト) スケジュール: 2006年06月10日 〜 2006年10月09日 住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6 電話: 03-3402-3001 ファックス: 03-3405-7714 今年初めに亡くなったメディア・アートのパイオニアの回顧展。ブラ…

僕の好きなおじさん

清志朗、ほんとに心配だ。なんでよりにもよって彼が喉頭がんに。声帯はなんとか残して欲しい。あの声は日本の無形文化財だ。FUJIROCK で会えないのは残念だけれど、復帰を信じて待っています。「何事も人生経験と考え、この新しいブルースを楽しむような気持…

おやすみ、シド・バレット

http://www.bounce.com/news/daily.php/8346 あなたのことを思って、徹夜明けの口笛を吹きました。あなたの曲は、ぐにゃぐにゃの徹夜明けにはぴったりだけど、口笛で吹くには少し難しい。

村瀬学『自閉症―これまでの見解に異議あり! (ちくま新書)』

久しぶりに興奮した新書。 専門の関係で自閉症を扱った脳科学論文はちょくちょく目にする。結構流行っているような気がする。自閉症研究への予算投入は増加しているらしい。それから心理学のほうでも、「心の理論の欠如」だとか「超システム化傾向」だとか、…

プレイバック、プレイバック。

僕たちはCDプレイヤーだとかiPodだとかで音楽を聴く時、当たり前に「再生ボタン」を押す。日常の意識じゃあ、「再生」イコール「ミュージック・オン」といった気分だ。けれどもよくよく言葉に気をつけてみれば、この操作は「再」生である。 何が「再」なのか。 …

プレイバックPart2

山口百恵ネタが続きまことにあいすません。 もちろん、直接演奏したことがなくとも、個人的な体験が音楽に絡みつくことは、誰にだって、ある。 例えば Moby の『18』は、僕にとって、サイゴンからハノイへと向かう長距離列車の夜の車窓とは切り離せない。バ…

現象学と脳科学のあわい(愚察)

メルロ=ポンティの言う「身体図式」とは、すなわち因果の連関ではないだろうか。 因果の連関は特に個人の身体内部において生理学的・解剖学的性質により濃密さを増し、中枢神経系において、その極大点に達する。脳が自我の中枢として記述されるのはこの物理的…

Frontiers of Human Brain Imaging −脳画像最前線−

東京大学 大学院医学系研究科ホームページより シンポジウム概要 fMRI*1 を中心とした脳機能画像研究はひところの熱狂的な時期を過ぎ、その方法論的な限界を十分認識しつつもその独自性、優位性を模索する段階に入ったといえます。このシンポジウムでは脳機…

ニック・ドレイク『ピンク・ムーン』

ニック・ドレイクの慎ましやかで狂おしい音は、夜だけでなく、雨にもよく合うのだと気がつく。 彼の音に耳を澄ます人々が、彼の生きる場所を見い出していく。

24 YEAR PARTY PEOPLE!

24歳になりました。 LIFE IS A PARTY TIME. 24年間パーティーし続けてきたようなものです。ご参加のみなさん、ありがとう。 というわけで、FUJIROCK FESTIVAL 2006 に参加決定です。 まだまだバスツアーで3日通し券があったのですね(電車ツアーはここ数日で…

エレファントカシマシ SHIBUYA-AX 2006/06/27

ここ数年の自己省察路線の到達点であり、同時に肩の力が一気に抜けきった名作『町を見下ろす丘』を引き提げてのツアー。金欠の中、渇望を抑えきれず、当日券にて参加。チケット代を支払うと手元に残るは600円となったけれど、そのまま迷わず生ビールを注文。…