2005-01-01から1年間の記事一覧

本日の古本@�͖쏑�X - ���̓����u���꓌���O�w�v�����̌Ö{�� - KONOSHOTEN(駒場東大前)

Noam Chomsky『Cartesian Linguistics: A Chapter in the History of Rationalist Thought』 1966年出版のハードカバー版入手。新版のカバーはデカルトとチョムスキーを並べているのか…。すげーな。 港千尋『記憶―「創造」と「想起」の力 (講談社選書メチエ)…

女性天皇に真に反対しているのは誰だろうか?

http://www.asahi.com/national/update/1124/TKY200511240412.html 僕は皇室に何の私的感情もない。TVの皇室特集などは鬱陶しいだけである。天皇制は廃止しても構わない。だが、廃止なら廃止で、それなりの重みを持った決断となることを自覚すべきだと思う。…

フィッシュマンズ「ナイト・クルージング」10周年

天からの贈り物。 10年もの間、夜にたゆたい続けた人たちは、今では異国の浜辺に打ち上げられた頃だろか。 Up and down, up and down Slow fast, slow fast

認知言語学

生成文法も碌にマスターしていないのですが、認知言語学の勉強も始めてみることに。Johnson&Lakof (2002) "Why cognitive linguistics requires embodied realism"でも読んでみる。ことによればこちらのほうが脳科学と親和性があるかも知れないし*1。 昨日、…

ダライ・ラマ、神経科学学会にて歓迎を受ける。

Yudhijit Bhattacharjee Science (2005) vol.310, No.5751 先日、神経科学会(Society for Neuroscience)での、ダライ・ラマ招待講演を巡る騒動についてお伝えしましたが (http://d.hatena.ne.jp/shokou5/20051115/1132053586) 先週のScieneの記事に依れば、…

神様を信じる強さを僕に。

玄侑宗久『御開帳綺譚 (文春文庫)』 21年ぶりの御開帳を前に、薬師如来像の出自を巡る騒動が起こる。中世から受け継がれてきたはずの薬師如来像は、本物なのか?もし、偽者ならば本物は今どこに? このミステリーとパラレルに描かれるのが、主人公の僧侶の夢…

コンビニでスターバックス

という謳い文句で、カップ入りのコーヒー飲料がスターバックス・ブランドで売り出された*1のは2ヶ月ほど前だったか。 発売開始直後は大人気で、コンビニの棚はいつも空っぽだった。スタバ・ブランドの力は顕在のようだ。最近は人気も落ち着き、コンスタント…

名古屋の地下街

名古屋には「テルミナ」という名前の地下街があるのだが、これが"Terminal"から来ているのではないか、ということに昨日気づいた*1。"Tell me now"とかだと思ってた。 *1:調べてみると、Terminalの語源は国境(テルミナス)から。国境の守護神はテルミヌス。そ…

西条観光

西条の町並み 学会終了後、大学のふもとの町、西条を観光。 古代には安芸の国の国分寺が置かれるなど、まつりごとの中心地であったこの地も、今では酒蔵が軒を連ねるこじんまりとした町となっている。これまでの個人的体験からすると、国分寺が置かれていた…

日本言語学会@広島大学感想。

まず広島大学、遠い。広島まででも遠いのに、そこから更にローカル線、バスを乗り継ぎ、1時間はかかる。とにかくこんな山の中とは知らなかった。だけど、というか、だから、とてもキャンパスは広い。建物もきれい。でも、こんなところで4年間過ごせないな、…

ヒロシマ、ヒロシマ。

ロンドンで、ある若い芸術家が僕に言った、「アメリカ人がはじめてヨーロッパを旅行するというのはすばらしいことだろうな。けっしてヨーロッパの一部になることはできない、だからその痛みを味わうことはない、痛みに耐える必要はないんだ―だから、きみにあ…

広島入り

ブローカ野と言語:新たな提唱②

The emergence of the unmarked: A new perspective on the language-specific function of Broca's area Tanja Grewe, Ina Bornkessel, Stefan Zysset, Richard Wiese, D. Yves von Cramon, and Matthias Schlesewsky Human Brain Mapping (2005) からの続…

僕(ら)が旅に出る理由(1)

僕が旅に出る理由は 大体100個くらいあって 1つ目は明日、明後日と 広島大学で日本言語学会があること

イサム・ノグチ展にて

造形美に打ち震えながら あらゆる角度から 睨め回した その彫刻は なまみの おんなであった

捗無きかな。

午前:何年ぶりかの1限授業。石浦先生の遺伝学集中講義最終日。研究者になる秘訣なども聞けて非常にためになった。ボスとの喧嘩は厳禁、博士課程出て数年が勝負、兎に角共同研究、とのこと。 午後:下北沢の裏通りの民家をリノヴェーションしたmois cafeでず…

増田浩之『犬と親父』

第3回、新風社・平間至賞の大賞受賞作品だそうだ。平間至が自らの名前を冠した賞を出すほど偉くなっていたとは、寡聞にして知らなかった。聞けば、どうやらこの賞は新たな写真ムーブメントを起こすために新興出版社の新風社が立ち上げたもので、幅広い若手か…

ダライ・ラマと神経科学

現在訪米中のダライ・ラマ14世。今月9日にはブッシュ大統領と会見し、12日にはワシントンで開催されている神経科学学会(Society for Neuroscience)で招待講演を行った(はず)。訪米は中国からの大きな反発を招いている。 実はダライ・ラマ14世の招待に関して…

詩人の幸福

此の詩人の幸福こそ、また学生諸君の特権でもあるのだ。これを自覚し、いじけず、颯爽と生きなければならぬ。実生活に於ける、つまらぬ位置や、けちくさい資格など、一時、潔く抛棄してみるがよい。諸君の位置は、天上に於て発見される。雲が、諸君の友人だ。…

駒場5年目

食事 朝:実家で食べたけれど記憶なし 昼:肉まん 夜:牡蠣と青梗菜のオイスター炒め定食+ビール(菱田屋) 遺伝学の集中授業。駒場名物石浦章一先生。 思えば大学に入って一番最初に受けた授業が石浦先生の生物学で、いきなり「すげえなあ、大学って」とナイ…

天才の作り方

Mark Lythgoe (2005) Nancy C. Andreasen『The Creating Brain: The Neuroscience of Genius』より。Natureの書評参照。 天才の秘訣とは「自由な連想を作り出す脳の『軽薄さ』」にあるそうです。洞察に大きな働きをもたらすのは、メタファーだというのは認知科…

食事

朝: 昼:鶏肉と大根の煮物、ビール 夜:やすべえ(新宿店)のつけ麺(中盛)

原田郁子『ピアノ』

易しい、優しい、言葉とメロディー。 言葉と音と無邪気に戯れる、そんな喜びが詰まった文句なしの名盤。 去年の夏、日本神経科学学会開催中に通った大阪・阿波座のカフェMartha (とても居心地が良くて、料理もコーヒーもおいしいのでお薦めです) でふいに流…

マイクロRNAは神経の形態を調節する。

A cAMP-response element binding protein-induced microRNA regulates neuronal morphogenesis Ngan Vo, Matthew E. Klein,Olga Varlamova, David M.Keller, Tadashi Yamamoto, Richard H. Goodman, & Soren Impey Proceedings of National Academy of Scie…

本日の古本@河野書店(駒場東大前)

ジャック・モノー『偶然と必然―現代生物学の思想的問いかけ』 ジェレミー・バーンスタイン『心をもつ機械―ミンスキーと人工知能』 ノーム・チョムスキー『言語と精神』(絶版)

都市の模型展(森都市未来研究所)

2度目だが、それでもやはり興奮してしまう。 藤子・F・不二雄『キテレツ大百科 (2) (てんとう虫コミックス)』に、紙の模型で理想の街を作るエピソードがあって(もちろん主人公たちは小さくなってその中で遊ぶのだ!)、小さい頃、自分でも試したのを思い出す…

メモ。

己の凡庸が数奇な運命の果ての産物であることを自覚すべし。

Olivier Peters Quartet 『Wings of Spring』(1980)

良いフュージョン(ドイツ産)。 フュージョンというジャンルが苦手な僕にとって、フュージョンには2種類しかない。 良いフュージョンと悪いフュージョン。 当たり前である。 硬質さと柔和さのMix具合によって、僕の評価は良い⇔悪いの線上を彷徨う。思いっき…