日記

修論ラストスパート

もう3日家に帰っていない。いよいよ大詰め。 残りの時間配分。 〜24:00 Results 00:00〜03:00 Introduction 03:00〜06:00 Discussion 06:00〜09:00 Materials and Methods 09:00〜12:00 最終仕上げ 製本 16:30 提出締め切りいや、やばいな。

休み休み、休み。

あけましておめでとうございます。 新年の挨拶を述べる前にお久しぶりです、と言ったほうがいいかもしれません。サイト名で宣言している度を越えて休みすぎたかもしれませんが、修士論文に向けて、僕なりに頑張っています。 昨年は、このサイトを通じて様々…

朝霧富士

日の出を見るために暁起。 予想以上の冷え込みと、黒く峻厳な富士に身が引き締まる。Moon Shine ステージで日の出待ち。月は今空けてゆく空に消える。 辺りは明るくなっていくのだけれど、どうやら朝日は富士の大きな影に隠れているようで、なかなか上らない…

フォーム・オブ・ライフ(日々の泡)

脳軟膜を剥いたり、小脳を切除したり(飽くまで画像上で)の単純作業に飽きたので 息抜きに言語学の講演を聴きに行った。 The Biological Perspective on Language Günther Grewendorf (University of Frankfurt am Main) Abstract: I would like to discuss t…

晩秋を迎えるために(または週末)

可能性の悪魔について考える。 可能性が眼前に幾股にも広がっていることを称揚する人々がいる一方で、私にとって、可能性は時に悪魔である。可能性は、将来についての膨大なシミュレーションおよび過去の選択についての悔恨を私に強要する。私が自由である、…

朝霧 JAM 参戦!

やった!親切な方にチケットを定価で譲っていただけることに。ここをご覧の方で参加される方がいたらお気軽に声をかけてくださいな。 10月7日 14:00 - 14:50 クラムボン (R) 14:00 - 14:40 GINA & CHRIS (M) 14:50 - 15:30 Hands of Creation (M) 15:30 - 16…

無事下山。

遭難どころか二日間とも快晴。とはいえ二日で独立峰二つアタックはなかなかきつかった。 今朝は初めて見る尾瀬ケ原の荘厳さに言葉を失う。時代感覚すらおぼつかなくさせるような、湿原植物の断固たる存在感。自分たち人間がそこにいる必然性を全く感じさせな…

夏が去れば登り出す

23:55 浅草発尾瀬夜行に乗り込む。夜行列車は何故だかいつでも厳粛な心持ちにさせる。夜の闇を進む旅路に何かの隠喩を見い出すからかも知れない。 燧ヶ岳〜尾瀬ヶ原〜至仏山のコース。 いままでの登山は小屋泊ばかりだったのだけれど、今回は初めてのテント…

表象なしの知性

いや、素直に表現すれば、ただ、頭使わずによく動いた、という。結果として頭回っていない日記に。 被験者さんが祝日にしか都合がつかなかったので、祝日だけれど、実験。寝坊しないように気負いすぎたのか、朝五時に目が覚める。 積ん読コーナー、および最…

「脳の話:言語と認知」

と題された教員談話会を聴いてきた。 「脳の話:言語と認知」 信原幸弘・酒井邦嘉 今回は、脳の情報処理をめぐる根本的な問題をめぐって、哲学者と脳科学者が正面切って論争を行う。 信原:「言語は構文論的な構造をもつ点に顕著な特徴があるが、そのような言語…

ミニマリストを極小的に復習。

外池滋生先生の集中講義。4日間でミニマリスト入門から数量詞に関する応用、日本語のScrambling、日英語の比較まで。 今日は主に Radford の 『Syntax: A Minimalist Introduction』 と 『English Syntax:An introduction』 を流す。一日でこれだけ網羅する…

ひとまず

刺激文を大体作り終え、後は細かな調整へ。今度の実験では、脳機能計測の前にかなりオーソドックスな心理言語学的な行動データを取ることになったのだけれど、実はきちんとやるのは初めてなのでちょっと楽しみ。コーパス分析とかもやってみたい。 昼食は大学…

意味と形式の狭間で

新しい実験の刺激文*1作りのために月曜日から言語学の先生と一緒にミーティングを重ねている。 見たい効果は統語すなわち文法形式なのだが、言語である以上、そこに意味が付帯する。意味の要素が見たい効果を打ち消したりしないように、様々な状況をイメージ…

J-WAVE LIVE 2000+6

のチケットが余っているからどう?と、昨夜友人に誘われた。CD は持っているけどライブに行ったことはなく、今後も行くつもりのなかったアーティストたちが多く、いい機会だと思って参加してきた。うん、結構楽しかった。 行きの電車の中では、二人とも行っ…

「口笛吹いて疾走する」

トップランナーの再放送で mina perphonen のデザイナー皆川明さんのインタヴューを見る。あの暖かいデザインにはこの人柄が染み込んでいるんだなあと納得。そして暖かさの中にも力強さを感じさせるデザインは皆川さんの強い信念から生まれてきていることが…

Morning Piece

僕にしては珍しく忙しく、このブログを更新することができないのですが、朝だけの日記を早起き生活でつけています。毎日書く代わり全く無内容。どうせなら毎日見ている「純情きらり」の感想でも書いてみるか。それより原案の津島佑子『火の山−山猿記』が読みた…

近くの公園に落雷。

父帰る。兄帰る。(赴任先から) 僕はといえば、母から渡されたビール券で缶ビールを大量に購入して帰る(これはただの帰宅)。 「新グレート・ジャーニー」を見る。これに限らず、テレビの冒険ものは、どれだけ滞在先にお礼したんだろう、とか、関野さんが樺太…

夕焼けパノラマ

小林秀雄「美を求める心」(『考えるヒント (3) (文春文庫)』)より 美を求める心とは、物の美しい姿を求める心です。(中略)そういう姿を感じる能力は誰にでも備わり、そういう姿を求める心は誰にでもあるのです。ただ、この能力が、私たちにとって、どんなに貴…

とりあえず今日から本業に復帰しました。

目前の懸案からしばし離れて FUJIROCK FESTIVAL を満喫、その後も彼女や友人とあちこち行ったり映画見たり本読んだり音楽聴いたり飯食ったり酒飲んだりしていました。少なくとも半年分の滋養になったと思う。今日からは脳が脳について考える再帰的モードにチ…

ただいま

横浜の家に帰ってきました。京都に5日も滞在するのは初めての経験。そもそも僕は高校の頃、京大に憧れていたのだけれど、いろいろな事情でその希望は適わなかったので、吉田寮に泊まって京都をうろつく毎日は夢のようでとても楽しかった。 今日は午後3時半に…

初公開!これが吉田寮だ!!

この部屋に4日間滞在させていただきます。携帯からのアップのため写真が90度傾いたままなのだけれど、それさえ判然としない混沌ぶり。 前回この部屋に宿泊したのは冬場だったのだが、今回は夏場、それも梅雨時とあって、なんとも芳醇な香りが立ち込めている…

僕(ら)が旅に出る理由(2)

明日から京都で学会。今夜遅くバスで新宿を発ちます。 京都の銭湯を巡ろうと、http://inokin.kdn.ne.jp/sentou/index.htmさんを参考にしながら、所在地などを調べているのだけれど、京都の住所表記が全く解読できない。ネットで検索をかけてもジャストでヒッ…

平成教養主義のひと(インタープリット・インタープリター)

土曜日のこと。 科学技術インタープリター養成プログラムの説明会に参加するために駒場から本郷へ移動。 地下鉄本郷三丁目の駅を出ると、突然の大スコール。傘がない。時間もない。行かなくちゃ大学に行かなくちゃ雨に濡れて行かなくちゃ傘がない。ずぶ濡れ…

脳神経科学の可解モデルへの射影

土曜日のこと。 理論神経科学・情報統計力学などを専門とする岡田正人先生の特別講義に参加。すげー面白かった。 統計力学と脳科学、情報科学とのまじわりを語るとき、Hopfield の名前を無視することはできない。彼の影響を受けた多くの物理学者は脳科学に参…

黄金のルナルナ

日曜日のこと。 「教養」のために『ハチミツとクローバー』を買い込み読み耽ったりする。体の痒くなるは猛暑がためか。

ニック・ドレイク『ピンク・ムーン』

ニック・ドレイクの慎ましやかで狂おしい音は、夜だけでなく、雨にもよく合うのだと気がつく。 彼の音に耳を澄ます人々が、彼の生きる場所を見い出していく。

24 YEAR PARTY PEOPLE!

24歳になりました。 LIFE IS A PARTY TIME. 24年間パーティーし続けてきたようなものです。ご参加のみなさん、ありがとう。 というわけで、FUJIROCK FESTIVAL 2006 に参加決定です。 まだまだバスツアーで3日通し券があったのですね(電車ツアーはここ数日で…

俺はお前に負けないがお前も俺に負けるなよ

形式言語学の勉強会をさぼって(あいすません)エレファントカシマシのライブに。 良かった!良かった!!良かった!!! ああ、もう、どうしようもなくファンだから、愚かな言葉を連ねるしかないのだけれど。無条件に信頼しても良いのだ、そう思える同時代の人間を…

真夜中に音が降ってきた

昨夜は夜に一人で焼酎を飲んで、いい具合に回ってきたところで眠ろうかと思ったのだけれど、ついつい柄でもなく腹筋運動など始めてしまった。床に寝転んで足を垂直に上げ、勢いよく振り下ろして床に付かない様にしてまた高く上げる、というやつである。この…

ペギオ勉強会①

第1回。それぞれ複雑系物理学と知覚哲学と脳科学を専攻する計4人が集合。いかにも胡散臭い集会。次回からはミュージシャンも参加するかもしれないらしいから、ますます怪しい。 Ontological measurement Gunji YP, Ito K, Kusunoki Y. Biosystems. 1998 Apr;…